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あがる状況を細かに記録 エクスポージャー法・その3

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エクスポージャー法の前段階の準備として、問題点を明らかにさせ、それらを難易度順に並べ替える作業について述べました。この作業はあがり症克服へのウォーミングアップです。

ただリストアップする時、大切なポイントは、不安を感じてしまう状況について、細かいことまで正確に記録しておくことです。
たとえば、これまで不安を感じた経験のある相手の身分や性別、年齢なども記録にとどめます。その他にも、事前に予想がつく状況かどうか、何人くらいを相手に話しをする時か、なども記録しておきたいことです。
これらの細かくて正確な記録は、本人のあがり症の度合いを左右する大きな要素となります。

エクスポージャー法の実践は、難易度順にリストアップされた事項について、簡単なことから着手していきます。難易度の低い事項については、比較的容易にクリアしていけると思います。
しかし、本人が長期間にわたって逃げ続けてきた状況や、過去に一度も経験したことのないような不安な状況については、克服するまでにある程度の時間がかかります。

エクスポージャー法の最大の目的は、本人に自信をつけさせることにあります。あがってしまう状況を克服し、本来の自分を取り戻させるサポートをします。

そのため、同じような状況について、1度だけであきらめるのではなく、何度も繰り返し行うことが大切なことです。何ごともただ一度の成功経験での自信よりは、数回失敗した後の成功経験の方が、本当の自信につながるものです。

そして、不安を感じる状況をクリアするごとに、難易度を1ランクずつアップしていきます。この時、これまでの不安が半減するほどまでに気持が軽くなれば、さらにランクアップしていきましょう。それでも、あまり早い段階で難易度を上げてしまうと、効果が半減することがあるので、焦りは禁物です。
あがり症を克服するまでには長時間かかることが常ですから、その点を考慮しながら取り組んでいきましょう。
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